2014年にはアメリカで映画化されています。(邦題「きっと、星のせいじゃない」)

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The Fault in Our Stars

The Fault in Our StarsはJohn Greenによる2012年に出版された青春小説です。

 

2014年にはアメリカで映画化されています。
彼がこの小説を書くきっかけとなったのは小児病棟で牧師として働いているときでした。
病気の子供たちは健康な子供たちと同じ様に感情表現が豊かだと気付きました。
しかし彼が今まで読んだ書籍では病人を別の世界の住人の様に描いていました。
このことに気付き病気の子供たちの本当の姿を描くためにこの小説を執筆することを決めました。

 

日本では2013年に訳本『さよならを待つふたりのために』が発売されています。
2014年にはアメリカで映画化されています。(邦題は『きっと、星のせいじゃない。』)

 

 

あらすじ

主人公のヘイゼル・グレースはアメリカに住む17歳のガン末期の患者。
常時、酸素ボンベが必要で首の皮一枚で生きている。
とある日、両親の助言でしぶしぶガン患者セラピー集会に参加したヘイゼルは、骨肉腫を片脚切断により克服したガスと知り合う。
彼女に心を奪われたガスは、素晴らしい贈りものをする。
彼女が大好きな作家に会うためにオランダ旅行をプレゼントしたのだった。
忘れられない思い出をつくった二人。しかし、旅行最終日にガスは重大な告白をする。
彼のガンが再発したのだった。彼はもう長くは生きられない。
帰国して8日後彼は息を引き取る。彼はヘイゼル宛てに手紙を残していた。

 

 

感想

ストーリーを簡潔にすると恋人同士に訪れた悲劇的な結末になるのでしょうが、涙なしには読み終えられません。当初は難病もの、ヤングアダルト小説だと思って嫌煙していましたが今流行りのJohn Greenの作品だけあって読み応え十分です。
John GreenのPaper Townsもおすすめです。
文法は難しくないですが医療に関する単語がでてきます。
現代を舞台にしているのですんなりと入っていきます。
タイトルのThe Fault in Our Starsはシェークスピアからの引用だそうです。

 

 

まとめ
  • 難病もの、ヤングアダルトものとは一味違う
  • 現代が舞台なので読み易い